「創作キャラを作って遊ぶ」点でのRim Worldおすすめポイント・残念な点【一次創作の人向けゲーム紹介】

「創作キャラを作って遊ぶ」点でのRim Worldおすすめポイント・残念な点 創作で遊べるゲーム

リムワールドは、建築もしつつ、物資を管理する、「基地ディフェンド系」のゲームです。
つまり、敵が定期的に自分の基地に攻めてきます。

そんなリムワールドを、「一次創作が好きな人が、自分のオリキャラをゲーム内で作ってプレイする」という観点から、オススメポイントと残念な点を紹介します。

リムワールドで一次創作・二次創作のキャラを作って遊んでみたい・気になっているという人の参考になれたら幸いです!

ここがイイ!

創作マン的なリムワールドのおすすめポイントはここ!

  • キャラグラフィックがシンプルなので、髪さえ似てればうちの子っぽい
  • 戦闘がリアル
  • うちの子がケガをして、それを治療するまでの過程を味わえる
  • 建設が楽しい
  • キャラが勝手に動いて生活をしてくれる
  • 自分の領地・他の勢力の領地といった概念がある
  • マップ上の敵や仲間勢力の名前を変更できる(要MOD)
  • 称号を自分で作成できる(要MOD)
  • とにかくMODが豊富なので欲しいものは探せば大体ある
  • 難易度設定が豊富なので、戦闘が苦手でも大丈夫!

リムワールドは、簡単に言ってしまえば基地ディフェンド系のゲームなのですが、とにかくMODの種類が豊富で、やろうと思えば宿泊施設経営からカフェ経営までなんでもできてしまいます。

もちろん、戦闘が苦手という場合には戦闘系のイベントが発生しなくなるピースフルモードという選択肢も存在します。

sims4のような、3Dグラフィックの美麗なキャラを眺めていたい人には向いていないかもしれませんが、小さなキャラが生活している様を眺めるのが好きという人にははまるかもしれません。

上記で挙げた、おすすめなポイントをそれぞれ説明していきますね。

髪さえ似てればうちの子っぽくなる

リムワールドは、キャラクターのグラフィックがとってもシンプルです。

確認してみたい方は、Steamのリムワールド販売ページを見ると画像が載っています。
また、Prison Architectをやったことのある人は、キャラの画像を思い出してもらうとわかります。リムワールドのキャラグラフィックも動きも、あんな感じです。

なので、「頭身が高めの美しいキャラのスクショを撮りたい…」という人にとっては残念なゲームになります。
ですがこれは逆に言うと、キャラクターがシンプルだからこそ、髪型と髪の色さえうちの子であればもうそれはうちの子に見える、ということ。

しかも、「髪型を追加するMODを自作しよう!」と思った時にも、正面・左右・背面の画像を用意すればいいだけなはずなので、おそらく作りやすいはずです。
私は作ったことはないので、詳しくはなんとも言えないですが……。

髪型を追加するMODはSteamのワークショップ内だけでもかなりの数が投稿されているので、その中からうちの子っぽい髪を見つけて遊んでみるのもオススメです。

かわいらしい顔パーツも追加できる

また、髪型だけでなく顔パーツもかわいらしくできます。

Steam Workshop::Malang Face

例えば上記のリンク先はSteamでダウンロードできるリムワールドのMODのひとつなのですがこれはリムワールドにかわいらしい顔パーツを追加するものです。

髪型と一緒にかわいらしいお顔にもしたいという人は、こういったMODも合わせて入れて遊ぶといいです。
SteamでMODを検索する際は、faceやhairなどの探したいパーツ名で検索してみてください。

髪型やお顔以外にも、ボディパーツや各種の洋服など、本当に様々なMODがあります。
MOD探しをしているだけで楽しいくらいです。

ケガと治療がリアル

大体のゲームでは、回復にはポーションや薬草を使ってはい完治!HP満タン!です。
でも、リムワールドではそんなことはありません。

重症を負えば、ベッドで安静にしていないといけません。そんな状態で無理に動くと、どこかでぶっ倒れて、最悪そのまま力尽きます。
ひどいケガを負えば、元気な他のキャラに手当をしてもらわないとその場から動けない時だってあります。
ケガが悪化して、その部位を切り落とさないといけない時だってあります。
なくなった部位のかわりに、義足や義眼をつける手術を行うこともできますが、手術が失敗することもあります。

つまり、リムワールドにおいて「ケガをする」ということは、けっこう一大事なのです。
とはいっても、軽傷であれば、自分で治療パックを使って手当して終わりですが。

そういった、「ケガという要素や、負傷したあとの治療の過程を楽しみたい」という人にはとんでもオススメのゲーム、それがリムワールド。

ちなみに、画像的にぐろいことは一切ありません。せいぜい、地面や服が赤くなる程度です。
全ては文字の情報で伝えられるため、「欠損した」「足にケガを負った」などなどの文字としてキャラクターの負傷具合を知ることになります。
なので、視覚的なぐろい要素が苦手な人も、ばっちり安心してください!(どの程度をショッキングに感じるかは人にもよりますが!)

戦闘もリアル

リムワールドは「基地ディフェンドゲーム」です。つまりバトル系のゲームなので、戦闘がリアルです。

銃の武器ひとつとっても、様々な射程の銃がありますし、ナイフやこん棒などの近接武器もあります。
これはMODの機能だったかもしれませんが、「2丁拳銃」の概念もあります。
また、銃撃戦で身を隠すための土嚢(土を詰めた袋)や、踏むとダメージを受けるトゲトラップ、自動で援護射撃をしてくれるタロット設備なども設置できます。

武器や設備だけでなく、戦闘そのものもリアルです。
リアルタイムで弾が飛び交って、命中力が低ければ外れてばかりですし、間に壁があると照準を合わせられないので移動します。
つまり、ターン制ではなく、マップ上でリアルタイムに行われるタイプの戦闘です。
なので、そういったタイプの戦闘が好きな方にもおすすめなゲーム。

難易度のカスタマイズが豊富!

「戦闘がリアル」と紹介しましたが、戦闘やバトル要素が苦手な方でも大丈夫!
というのも、リムワールドは、難易度設定のカスタマイズがとんでも豊富だからです。

リムワールドでは、敵の強さを「数値」で細かく設定することができます。
「強い、中くらい、弱い」といった漠然とした設定ではなく、数字によっていろいろな難易度を設定することができるので、数字を0にすれば最弱になりますし、逆に大きな数字にすれば戦闘に緊張感をプラスすることもできます。

また、リムワールドでは運要素として隕石がふってきたり、病が流行しだしたり、猛暑が数日間続いたり…といったハプニングイベントも発生することがあるのですが、これも難易度設定からいじることができます。

なので、「リムワールドに興味はあるけど、戦闘面だけがネックで…」という場合は、難易度設定をいじってしまえば解決できたりもします。
ちなみに…、Steamでのリムワールドの購入ページで紹介されている動画は、わりと戦闘and戦闘な感じの動画ですが、難易度設定を平和なモードにしてしまえばほとんど戦闘は起こりません。
平和なモードにしてしまえば、のほほんと農業や行商を行って過ごす時間のほうが長くなります。

キャラたちが勝手に動いてくれる

リムワールドでは、最初に「役割分担」の設定を済ませておけば、あとはキャラクターたちが勝手に動いてくれます。
つまり、今自分がやるべきこと、できることを自分たちで探して、仕事をこなしてくれるのです。

これは優先順位もつけることができるので、「自分の仕事が終わったら、この仕事を手伝いに行く」みたいな設定も指定することができます。

自分の基地に侵略者がやってきた時など、自分で操作をしたほうが良い場面もありますが、大体は放っておいてただ眺めるだけでも、キャラクターは自分たちでいろいろやってくれます。

なので、小さなキャラクターたちが自分で考えて、画面のあちこちで動き回って生活をしている様を眺めたい人にはとってもオススメです。

もちろん、この作業を行って!と自分で手動で指示するコマンドもあります。

拠点作りが楽しい

また、建設もリムワールドのだいごみ。

ただし、sims4などのように、うちの子の家や世界の再現度を求める場合には難しいかもしれません。
リムワールドの建設は「美しい街並み」というよりは「基地の建設」だからです。

捕虜を入れておく部屋を生活圏の遠くに作れば、簡単に脱走されてしまいますし、食料保管庫は常に一定の温度以下にしておかないと食料があっという間にダメになってしまいます。
家畜たちの小屋も作れます。
「武器制作棟」「住居棟」「食堂」「娯楽室」のように、その役割ごとに部屋や領域を分けて建設することもできます。

そんな感じで、リムワールドの建設は、ロールプレイ的な面からとっても楽しいのです。
「あえて食堂のまわりに木や畑を設置して、とれたて自家製野菜使ってる感を出そう…」みたいな遊び方もできます。

領地という概念がある

リムワールドには「自分の領地」「他の勢力の領地」という概念があります。
そのため、自分の領地から他の領地へと旅に出て、品物を売りにく、といったことができます。
もちろん、他の領地からの旅商人が自分の領地にやってきて、しばらく滞在することもあります。

そういった、「ひとつの王国っぽいロールプレイ」もできるのがリムワールドの楽しいところ。

さらには、「客人をもてなすMOD」を入れれば宿泊施設まで経営することができるようになります。
これは、客室を用意すると他の勢力からの旅人が宿泊しにくるというMOD。
なんと宿泊客が利用するレストランまで作ることができるようになります。

レストランを作る場合は、自分のキャラをレストランのスタッフとして割り当てる必要があります。
ちなみに宿泊客だけでなく、たまに自分のキャラたちもレストランを利用してました。かわいい。

敵や仲間勢力の名前を変更できる

これはMODが必須にはなりますが、リムワールド出現する敵や味方勢力の名前をいつでも好きに変更できます。

例えばリムワールド1.4verであれば、以下のMODが必要です。

Steam Workshop::WorldEdit 2.0

リムワールドは、セーブデータごとに「ひとつの惑星」が当てられていて、その惑星の中に自分の領地や他の勢力の領地が存在しています。
他の勢力は、「味方・中立・和解のできる敵・和解できない敵」など、いくつかの種類があります。

この他の勢力にはそれぞれ名前がついているのですが、MODを入れることで、この勢力の名前と、その勢力がおさめる領地の名前・勢力のトップに君臨するキャラの名前を好きに変更できるようになります。

ただ、勢力のトップは名前を付けても、キャラが入れ替わってしまう可能性もあります。
リムワールド1.4ではあまり気にならなくなりましたが、以前のバージョンですと入れ替わりが激しかった覚えがあります。
勢力のトップもリムワールドの世界で生きているいちNPCなので、勢力争いや生死をかけた戦闘などいろいろあるのでしょう。

一方で、領地や勢力の名前に関しては、一度設定したものがゲーム内の何かしらのイベントで変わってしまうようなことはありません。

称号を自分で作成できる

リムワールドでは、キャラクターを作成する際に「称号」のようなものを設定します。

これは、設定したものによってそのキャラクターのパラメータ値にボーナスやマイナスが入る、といった役割を持つもので、プレイ開始後には変更できません。
もちろん、MODを入れればいつでも変更できるようにはなります。

この称号ですが、本来であれば自分で作成することはできないので、あらかじめ用意されているものの中から選ぶことになります。
ですが、称号を自作できるMODを入れると、自分で称号名・パラメータの増減などの設定をできるようになるので、自分のオリジナルの称号を作成することができるようになるのです。
例えば「南の森のエルフ」とか「黒軍」とかとか。

ただ、現在の最新バージョンでも称号を作成できるMODが動くかは分からないので、そこだけご注意です。

残念な点

ここからは、創作で遊ぶ点で見たときにリムワールドの残念な点として考えられるものを紹介していきます。

  • キャラがしんでしまったり、欠損したりする
  • コミュニケーション指示を手動で出せない
  • 基地が破壊される可能性がある
  • MODを入れないといろいろと不便

上記の中でも、特に致命的なのは基地が破壊される可能性がある点です。
せっかく考え抜いた配置にしたのに、それが壊されてしまうのはちょっと厄介だったりします。

詳しくは後述するとして、それぞれ詳しく説明していきます。

キャラがケガをする

このゲームは戦闘があります。
戦闘の中で、装備が弱かったり敵が強すぎたりすると、自分のキャラはすぐ死んでしまいます。

そもそもこのゲームは、特定のキャラをずっと使い続けて遊ぶタイプのゲームではありません。
死んでしまったら死んでしまったで、次のキャラが仲間になるまで残った者たちでやりくりするのも醍醐味のひとつとして設計されていたりします。

そんなゲームではありますが、敵の強さを弱めにして、武器を持たせ、しっかりと回復・手当用のアイテムの在庫を切らさなければ、死んでしまうことはなかなかめったにありません。
さらにはスランボという白くて大きな動物を家畜化させて、キャラについて回るようにすれば、もうこっちのものです。
スランボは手懐けるのが難しかったりするので、複数匹のわんこでもいいです。

それと、リムワールドでは戦闘で重症をおったりすると、四肢が欠損したりします。
グロくはありません。移動速度が遅くなったり、パラメータで「手がない」みたいに文字だけで表示されるだけです。ご安心。
欠損した部位は、手術をすれば戻せます。一部には戻せない部分もあった…かな……?(わすれた)
とはいっても、「ゲームであってもそういった要素は好まない」という人にはおすすめしません。

コミュニケーション重視ではない

キャラたちが生活している様を眺めることができて楽しいリムワールドなのですが、手動でキャラクター同士でコミュニケーションをとらせたい人には不向きかもしれません。

具体的に言うと、Sims4のように仲良くさせる・ケンカさせる・恋愛させるといった明確なコミュニケーションをとってもらう指示を手動で出したいと思っている場合には、リムワールドではそれはできないということです。
もちろん、そういったMODがあればそういったこともできるようになりますが、MODを使わない場合はそういったコミュニケーション指示は出せないと思っていた方がいいです。

ただ、コミュニケーション指示を手動で出せないというだけで、リムワールド内のキャラ達は勝手にいろいろなコミュニケーションをとってくれます。
誰が誰に何を言ったのか、といった情報は各キャラクターの「社交」タブなどから確認できます。

こちらからの明確な指示はできないですが、キャラ達は勝手に喧嘩したり恋に落ちて結婚式を挙げたり、突然パーティを開催して歓談したりしてくれます。

なので、そういった勝手に動くキャラたちを眺めたい人にはとってもオススメなゲームというわけなのです。

MODがないと不便な面も

リムワールドは、MODを入れないバニラの状態でも楽しむことができますが、場合によってはMODを入れないと不便に感じる面もあるかもしれません。

例えば、各キャラに指定することができる仕事の優先度。
バニラの状態だと、優先度を1~3の数字の中から指定しないといけません。
リムワールドで指定できる仕事の数は、制作作業だけでも裁縫・鍛冶・工芸・芸術などなど複数種類に分かれているので、少人数のキャラでプレイしている場合は1~3の数字では足りないと感じる場面もあるかもしれません。

ですが、仕事の優先度割り振り部分を拡張してくれるMODを入れると、この数字を1~9の間から指定することができるようになります。
なので、より柔軟に、そして細かい仕事優先度を設定することができるというわけなのです。

他にも、指定した野生動物がマップ上に出現したら自動で手懐けてくれる機能や、木材の数が指定した数以下になったら木材を採取し始めてくれるMODなどなど……。

バニラの状態で始めれば不便さを感じなかった点も、ひとたびMODを入れると便利すぎてMODを手放せなくなってしまう場面も多々あります。

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