「ピュアニーモシリーズ」ボディ比較とそれぞれの違い【1/6サイズドール】

ピュアニーモシリーズのボディ比較とそれぞれの違い ドール・ボディ比較

1/6サイズであるピュアニーモシリーズのドールをお迎えしたいけど、どれを選んだらいいか分からない!という人向けに、ピュアニーモシリーズのドールボディを比較していきます。
一見どのボディも同じように見えますが、関節や胴体部分などなど、ちょっとずつ違っていたりします。

ボディで迷っている人や、1/6サイズのドールをお迎えしようとしている人の参考になったらうれしいです。

なお、ドールの素体の写真が苦手な人向けに、一応洋服を着用した状態での写真を掲載しています。ご了承ください!

ドールのサイズについて

ドールのボディを比較していく前に、それぞれのドールのサイズについて改めて確認しておきます。
分かるよ!という人は読み飛ばしてください。

ドールサイズは、主に以下の3種類に分類されています。

  • 1/3サイズ
  • 1/6サイズ
  • 1/12サイズ

上記のサイズは、アゾンやヴォークスなどのメーカーごとに分かれているというわけではありません。
ドールという大きなくくりの中で、上記の3つの種類のサイズがあるよ、ということです。

1/3サイズのドールは、大きなサイズのドールを指します。
サイズでいうと、大体40cm~60cmほどの身長があるドールさんです。
30cm定規よりも背丈が高いドールですので、存在感もありますしそれなりの重量もあるドールが多いです。

1/6サイズのドールは、大体20cmほどのドールのことです。
身長11cm~27cmほどのドールのことを1/6サイズのドールと呼んだりします。
例えば、リカちゃん人形は1/6サイズのドールです。
アゾンのピュアニーモボディは1/6サイズのドールに分類されています。

1/12サイズのドールは、小さなドールさんのことです。
身長は大体10cmほど。
定規を用意してもらえると分かりやすいですが、ほんとに小さいです。手のひらに乗ります。
ピコニーモPとかオビツ11は1/12サイズのドールですね。

今回、ドールボディを比較していくのは1/6サイズのドールたちです。
リカちゃんくらいの大きさですので、パソコンデスクなんかに置いていると、邪魔にはならずに程よい存在感が楽しめます。

各ドールサイズのまとめ

一覧で確認したい方のために各ドールボディのサイズをまとめておきます。

ドールボディサイズ 大きさ ドール例
1/3サイズ 約40cm~60cm
  • SDM、MSD
  • SD
  • DD
1/6サイズ 約11cm~27cm
  • リカちゃん
  • ピュアニーモ
  • 幼天使
  • オビツ22
1/12サイズ 約10cm前後
  • ピコニーモ
  • オビツ11
  • ねんどろいど

ちなみに、SDは60cm程ですが、MSDは40cm程のサイズです。
同じ1/3サイズドールのくくりではありますが、20cmもサイズが違ってくるとその差は意外と大きかったりします。

1/6ドールボディの比較

では、各3種類のピュアニーモのボディを比較していきましょう。

ピュアニーモシリーズは、1/6サイズのドールのボディです。
上でも紹介しましたが、1/6ドールとは、20cmほどのサイズのお人形です。リカちゃんくらいの大きさですね。
大体11cm~27cmくらいのサイズのドールのことを1/6ドールと呼んだりします。
20cmとはいえ、大きすぎることはないので、机の上なんかに飾っておいてもかわいらしいです。

1/6サイズは、ドールの服作りに挑戦したいという人にもおすすめのサイズです。
ボディが小さすぎず大きすぎもしない、洋服を作りやすいサイズ感のドールになっています。
使う布もそこまで多くはないので、洋服作りに失敗した際のダメージも小さくて済みます。

今回比較する1/6サイズのボディはこちら。

  • ピュアニーモ・フレクションXS
  • ピュアニーモ2・エモーションM
  • ピュアニーモ2・フィールS

SとかMとか、サイズ感がばらばらなのはご愛敬!

1/6サイズのドールさんのお迎えを迷っている方は、お目当てのドールさんのボディは一体どのタイプの1/6ボディなのか把握しておくとイメージが掴みやすいかもしれません。
ドールの商品紹介ページなどに、使用されているボディの品名が書かれているはずです。

ピュアニーモシリーズの違い

せっかくなので、ちょこっとピュアニーモシリーズについて触れておきます。
ピュアニーモシリーズは以下のような違いがあるそうです。

  • フレクション:ポージングのできるボディ
  • エモーション:フレクションよりも可動範囲を広げ、ポージングをさせやすくしたもの
  • フィール:エモーションの関節の構造を見直したもの

それぞれのピュアニーモシリーズのボディの違いについて詳しく知りたい方は、アゾンの公式ブログの「1/6ピュアニーモボディ・アイテムのご紹介」を確認してみてください。
それぞれのボディのサイズも紹介されいて、とても分かりやすいです。

ピュアニーモ・フレクションXS

まずは、ピュアニーモシリーズの「フレクションXS」のボディを見ていきましょう。

モデルはルミナス・ストリートのみいちゃん。
写真の子はホワイト肌です。

ピュアニーモフレクションXSの特徴

ピュアニーモフレクションXSボディの特徴としてはこんな感じです。

身長(ボディのみ) 約18cm
身長(ヘッド含む) 約22cm
胴体 一体型(腹部に切り込みは入っている)
手首の球体関節 球体関節ではない

ボディのみの身長は、かかとから首の先端までの高さを測ったものです。
ヘッドを接続したあとでも外から見える部分までで測っているので、「ヘッドを接続する部分のパーツ分」は含んでいません。

上記以外の特徴として挙げられるのは以下の点。

  • 胴体は一体型
  • 手首は球体関節ではない
  • 腕は回してポージング
  • 手元を口に近づけるのは難しい
  • 足の関節は可動範囲が広い

それぞれ説明していきます。

胴体は一体型

ピュアニーモフレクションXSの胴体は一体型です。
上記のボディ素体の写真を見てもらえるとわかりますが、腹部に切り込みの線は入っています。
線は入っていますが、動きません。

一体型の胴体なので、自分で調節しなくても、背筋を伸ばしたキレイな姿勢を常に保ってくれます。
一方で、背中を丸めたり、極端にそらせたりといったポージングをとることは難しいです。

とにかくポージングに力を入れたい!という場合には、胴体が一体型ではないボディのドールさんがおすすめです。
ポージングではなく、洋服を着せてただ飾っておきたいという場合には、常に姿勢の良い姿でいてくれる一体型の胴体の方が、ポージングにわずらう時間が少なくて済みます。

足の関節は可動範囲が広い

フレクションXSは、足の可動範囲が広めです。
どんなポーズでもわりと柔軟にポージングさせることができそうです。

女の子座りも簡単にかわいらしくできます。

ただ、正座はさせることができません。
膝の関節の関係で、ふくらはぎが太ももにぴったりとつかないからです。

手首は球体関節ではない

ピュアニーモフレクションXSの手首は球体関節ではありません。
手首も球体関節にしたい場合には、自分でうまいことカスタマイズする必要がありそうです。

でも写真のモデルのみいちゃんの手パーツは、もともと動きのついているかわいらしい手なので、手首が球体関節でなくてもそんなに気にならないです。。

ちなみに、ちゃんと爪もあります。かわいらしいですね。

でも、「ポージングを細かくさせていい感じの写真が撮りたい!」という人には、手首に球体関節が入っていないボディでは物足りなさを感じるかもしれません。

腕は回してポージング

フレクションXSのヒジの関節は球体関節ではありません。
180°の角度、いわゆる左右に動かすことのできるタイプの関節になっています。。

ですので、手を口元に持っていきたい時は、腕全体を回してヒジの関節の位置を調節して、ヒジの関節(前腕)が手前に動くようにする必要があります。。

ただ、実際に動かしてみた感じ、手元を口の前にもってきたり、ほっぺたのところにもってきたりするのは難しそうです。
というのも、ヒジの関節がつっかかって、これ以上曲がらないのです。
さらに、これ以上ヒジを下方向におろすこともできません。
口に手をやってうふふ、みたいなポーズを自然な姿勢でとってもらうのは難しそうです。

「手を口元にもってくるポーズ」をピュアニーモ2エモーションMと比較してみましょう。

ピュアニーモフレクションXSの方は、顔と手元の間にだいぶ隙間が空いていますね。
さらに、手首も球体関節ではないため、手を動かしてどうにかすることもできません。

これはポージングに力を入れたいという人には残念な点かもしれません。
ポージングが苦手な人には、気軽にきれいな姿勢で飾ることのできるドールとしてフレクションXS、おすすめです。

ピュアニーモ2・エモーションMサイズ

次は、ピュアニーモシリーズの「エモーション・Mサイズ」のボディを見ていきましょう。

上記写真のモデルはサアラズアラモードのマヤさん。
写真の子はフレッシュ肌、もとい褐色の肌の子です。

フレクションとエモーションの違いは、ざっくりいうと「エモーションはフレクションの可動範囲を広げたボディ」という点です。
つまり、関節が全然ちがいます。
エモーションという名前だけあって、ポージングにつよつよなボディという印象です。

ピュアニーモ2エモーションMの特徴

ピュアニーモのエモーションMのドールボディの特徴としてはこんな感じです。

身長(ボディのみ) 約20cm
身長(ヘッド含む) 約24cm
胴体 胸部・腹部・腰の3パーツに分かれている
手首の球体関節 球体関節である

ボディのみの身長は、かかとから首の先端までの高さを測ったものです。

上記以外の特徴としてはこんなところが挙げられます。

  • ポージングに強いボディ
  • ヒジや膝関節がぴったりと曲げられる(口元に手や正座ができる)
  • 前腕は外側に曲げられない
  • 腕と足の根本付近に切り込み線が入っていないので見た目がきれい
  • 関節の間の隙間が見える部分もある

ポージングに力を入れたい場合は、胴体が3パーツに分かれていると表現の幅がかなり広がるのでうれしい点です。
手首にも球体関節が入っている点も良いです。
上記をみてもらうとわかる通り、ポージングをたくさんさせたい人向けのボディではないでしょうか。

それぞれもっと詳しく説明していきます。

ポージングに強いボディ

ピュアニーモのエモーションMはポージングさせやすいボディです。

腹部は3パーツに分かれていて、腰を曲げたり沿ったりのポーズをとらせることができるようになっています。
背中を曲げた姿勢の体育座りなんかもさせやすいですね。

手首にもしっかり球体関節が入っています。

ヒジと膝も、ぴったりと曲げることができます。
ですので、正座をさせたり、口元に手をもってくるポーズも自然にさせることができます。
後述しますが、女の子座りもさせることができます。

せっかくなので、フレクション・エモーション・フィールそれぞれのボディの膝関節を曲げて比較してみます。。

上記の写真をみてもらうとわかりますが、フィールとフレクションのボディは、膝の関節が正座ができるほどは曲がりません。
なので、正座をさせたいという人はエモーションボディ一択になるかもしれません。

ポージングが苦手な人には、触るたびにいろいろな関節が動いてしまって厄介かもしれませんが、ポージングをさせたい!という人にはエモーションボディはすごくおすすめです。

前腕は外側には動かない

唯一、残念な点としてはヒジの関節でしょう。
ピュアニーモフレクションXSは、ヒジの関節が内側にも外側にも曲がるので、女の子らしい、腕をハの字にしたポーズをとらせることができます。
ですが、ピュアニーモ2エモーションMは、ヒジより先の部分(前腕)を内側にしか曲げることができません。。うちがわにまげてる

腕は360°回すことができるので、前腕が外側に曲がるように腕全体を回して調整することもできます。
できるのですが、前腕には前腕らしい曲線がついているので、若干の違和感をかもしだしてしまうかもしれません。

参考までに、ピュアニーモフレクションXSとピュアニーモ2エモーションMの画像を置いておきます。。腕を回したMと、XS

右がピュアニーモフレクションXS。
左が、腕全体を回して前腕を外側へ曲げているポーズをとらせたピュアニーモ2エモーションMです。
このくらいは許容範囲!という場合は全然問題ありません。

腕と足に切り込みの線がないのできれい

ピュアニーモ2エモーションMには、腕と足の根本付近に切り込みの線が入っていません!

ピュアニーモフレクションXSと比較すると分かりやすいです。比較してみましょう。。

ピュアニーモフレクションXSは腕と足の根本付近に切り込みの線が入っています。
ピュアニーモ2エモーションMには線が入っていません。

線はありませんが、ちゃんと足も腕も360°回すことができます。
なので女の子座りもちゃんとできます。。

タンクトップなんかを着せた時によりきれいな腕であってほしい!という人にはうれしいはず。

関節の間の隙間が見える

もうひとつ、これは気にならない人は気にならない点ではありますが。
ピュアニーモ2エモーションMは、腰まわりの関節と関節の間に目視できるレベルの隙間が空いています。。

夏には水着などのお洋服を着せて写真を撮りたい!などと考えている場合には、ちょっと気になることもあるかもしれません。
もちろん、隙間の空き具合には個体差もあるとは思いますが。

ドレスやホットパンツを履かせてしまえば見えない場所ではあるので、気にならないことの方が多いような気もします。

ピュアニーモ2・フィールS

最後にピュアニーモシリーズの「フィールS」のボディを見ていきます。

モデルは朝比奈ちゃんです。髪型がかわいらしい。

エモーションとフィールのボディの違いは、ざっくりいうとフィールは「エモーションの関節構造を見直したもの」というところでした。
さらに、ボディのフォルムにこだわったと公式から説明がある通り、膝の関節や腹部など、見た目にも美しいボディになっています。

フレクションとエモーションの間をとったボディを探している人、もとい「そんなに動く必要はないけど、ポージングはそれなりに楽しみたい」という人にはフィールのボディがおすすめです。
関節という意味で、ボディの見た目も美しいので、どんな洋服を着せてもかわいらしく見栄えするはずです。

ピュアニーモフィールSの特徴

ピュアニーモフィールSボディの特徴としてはこんな感じです。

身長(ボディのみ) 約19cm
身長(ヘッド含む) 約23cm
胴体 胸部と腹部の2パーツに分かれている
手首の球体関節 球体関節である

ボディのみの身長は、かかとから首の先端までの高さを測ったものです。

上記以外の特徴として挙げられる点はこんなところ。

  • 触り心地がしっとりしている
  • 前腕はちょっと外側に向けられる
  • 女の子座りと正座は難しい
  • 関節の見た目がきれい

印象としては、「エモーションほどは動かないけど、それなりにポージングも楽しめるボディ」といった感じです。
ポージングさせるのが苦手な人でも、気軽にポージングさせることができそうです。

それぞれ説明していきます。

触り心地がしっとり

ピュアニーモ2フィールSボディは他のピュアニーモシリーズと比べて、触り心地がとってもしっとりしています。
フィールはシルキーコーティングがしてあると、アゾン公式サイトのピュアニーモシリーズ紹介ページにも書いてありましたね。

ライトにあてた時の肌の質感も、フレクションやエモーションはつやつやとしたテカりがあるのに対して、フィールのボディはそういったテカりがありません。
ひたすらしっとりしています。
このテカり具合の違いが、フィールの膝裏の球体関節をみてみるとすごく分かりやすいのでのせておきます。。

球体関節部分のパーツにはしっとりコーティングがされていません。
ですので、膝裏の肌部分と球体部分で全然テカり具合が違います。

写真撮影など、目で見て楽しむことがメインの場合はあまり気にしない点ではあるかもしれませんが、触れた時に触り心地がしっとりとしていると「ドール」感が少ないのでより親近感がわくかもしれません。

ただ、コーティングが剥がれたらどのくらい目立つのかとか、しっとりした触り心地なので傷がつきやすいのではないのか、などといった心配をする人もいるかもしれません。
ここらへんは、逆にコーティングのおかげで傷付きにくくなっていたり、そんなに簡単には剥がれないコーティングになっているとも考えられます。
気になるところですが、ボディに傷をつけるのはかわいそうなのでここでは検証しません……。

女の子座りは難しい

ピュアニーモ2フィールSボディは、足の付け根の関節の曲げ具合に限界があります。
ですので、いわゆる「女の子座り」という座り方をさせるのは難しいかもしれません。

せっかくなので、フレクション・エモーション・フィールそれぞれで女の子座りをさせてみましょう。

フィールはこれ以上足の付け根の関節が曲がりません。
そして、これ以上足を回すこともできません。足の付け根部分の関節の構造がつっかかってしまうような形になっていて、回せないのです。
なので、床にぴったりと足の側面をつけるということがそもそもできないのです。

ちなみに、フィールのボディ、膝自体はしっかりと球体関節ですので、360度回すことはできます。
できるのですが、エモーションとちがって、膝がしっかりと曲がらないため、女の子座りをさせることはできませんでした。

エモーションは、一応女の子座りをさせることはできます。

太ももは回らないので、膝関節、つまり膝から下の部分を回して足をぺたんとさせています。
ただ、これ以上膝関節は曲がりません。
膝が直角90度のような角度にはなってしまいますが、女の子座りをさせること自体はできます。

エモーションとフィールのボディの大きな違いは「膝の曲がる角度」です。
エモーションもフィールも、足全体ではなく、膝の関節を回す、つまりふくらはぎから下部分だけを回すことができる関節構造になっています。
なのですが、エモーションは正座ができる一方、フィールのボディは正座をすることができない作りになっています。
つまり、もしもフィールボディの膝部分が正座のできるような作りになっていたら、女の子座りもすることができたというわけです。

フレクションのボディは完璧です。なんの苦もなくばっちりと女の子座りができます。

フレクションは、そもそも太ももの根元部分から足全体を回すことができます。
太ももの切れ目があるのは、足全体を回せるようにするためですね。
ですので、女の子座りをいとも簡単にさせることができるのです。

1/6ドールのボディの違いまとめ

ピュアニーモシリーズのボディの違いをまとめるとこんな感じです。

ドールボディ 身長(ボディのみ) 身長(ヘッド含む) 球体関節 胴体
ピュアニーモ
フレクションXS
約18cm 約22cm 手首は球体関節ではない 一体型(腹部に切り込みはある)
ピュアニーモ2
エモーションM
約20cm 約24cm 手首も球体関節 胸・腹部・腰の3パートに分かれている
ピュアニーモ2
フィールS
約19cm 約23cm 手首も球体関節 胸部と腹部の2パーツに分かれている

今回比較したボディは、そもそものボディのサイズがMやXSなど異なっているので、身長の差はご愛敬です。
また、上記のサイズ感は個人的に計測したサイズです。
公式のサイズ感を知りたい方は、ピュアニーモボディの紹介をしているアゾンの公式ブログを確認してみてください。

ポージングと関節の違い

フレクション・エモーション・フィールそれぞれで、関節の違いによりできるポージングとできないポージングがありました。
させることのできるポージングを一覧にまとめておきます。

ドールボディ 口元に手を 背筋 正座 女の子座り
ピュアニーモ
フレクションXS
持ってこれない 曲げられない できない できる
ピュアニーモ2
エモーションM
持ってこれる 曲げられる できる できる
ピュアニーモ2
フィールS
持ってこれる 曲げられる できない できない

口元に手をもってこれるボディは、それだけヒジの関節が深く曲がるということです。
そして正座のできるボディは、それだけぴったりと膝関節が曲がるということになります。
背筋は、腹部のパーツが分かれていないボディは曲げるすべがありませんですね。

目的別のおすすめボディ

これまで比較してきた違いを踏まえて、目的別におすすめのボディを考えていきます。
ポージングさせたい人向けや、簡単にかわいらしく飾っておくことがメインの人向けなどなど。

それぞれのボディの違いはいいから、おすすめだけ知りたいという人はすっ飛ばしてここから読んでも大丈夫です。

なお、あくまでも個人的なおすすめですので、参考程度にしていただけたら幸いです。

ポージングをしたい人向け

とにかくポージングをさせまくりたい!という人にはピュアニーモ2エモーションボディがおすすめです。

ピュアニーモ2エモーションMは、ピュアニーモシリーズ3種類の中でも、ポージングにつよいボディでした。
ですので、こういった人におすすめです。

  • ポージングに力を入れたい
  • ポーズをとらせて写真撮影を楽しみたい
  • ドール写真の4コマ漫画を作ってみたい
  • いろんな表現ができた方がいい
  • 絵を描く際の参考にしたい

エモーションボディはとにかく関節が柔軟に動きます。
ピュアニーモシリーズ3種類の中で、唯一正座をさせることのできるボディでした。

腹部パーツも胸部・腹部・腰の3つに分かれているので、パーツが分かれている分だけいろいろな表現ができるようになります。

いろいろなポージングをさせることができるので、デッサン人形として絵を描く時の参考にしたいなあという人にもおすすめできるボディです。

飾っておくのがメインの人向け

ポージングが苦手な人や、かわいらしく飾っておくことがメインという人にはピュアニーモフレクションがおすすめです。

ピュアニーモフレクションXSは、胴体が一体型であったり、手首は球体関節でなかったりしました。
なので、こういった人におすすめのボディです。

  • かわいい洋服を着せて飾っておくのがメイン
  • ポージングさせるのは苦手
  • ドールのお洋服作りに初挑戦してみたい
  • 簡単に座らせたい

フレクションボディは胴体部分のパーツが分かれておらず、一体型です。
ですので、簡単に座らせることができます。胴体部分をもって、足の関節を曲げればいいだけです。

これが、腹部のパーツが分かれているボディになると、腰が床に接するような姿勢になったり、座らせるポーズを取らせた後、さらに背筋を伸ばしたり曲げたりして好みの姿勢に調整する、といったことが必要になってきます。
手軽にかわいらしく飾っておきたい人には、フレクションボディを選ぶと、ポージングの際に手間がかからなくて良いです。

また、フレクションボディはドールのお洋服作りに初挑戦してみたいという人にもおすすめのボディです。
胴体が一体型であるということは、それだけ採寸もしやすいということになります。
ここを動かすとここが引っ張られるからその分余裕をもたせてお洋服を作ろう、といったことも考えずに気軽にお洋服を作ることができるという観点から、初めてドールのお洋服作りをしてみたいという人にはおすすめできるボディです。

間を取りたい人

ポージングもそれなりにしたいけど、そこまでポージングに力を入れなくてもいい。
ポージングに手間をかけずに、手軽に座ったり立たせたりしたい。
そんな人にはピュアニーモ2フィールのボディがおすすめです。

ピュアニーモ2フィールSのボディは、腹部パーツが2つに分かれています。手首も球体関節です。
ですので、それなりにポージングを楽しむことができるボディでした。
こういった人におすすめです。

  • ポージングはそれなりに楽しみたい
  • ボディの見た目はより美しい方がいい
  • 簡単に座らせたい

フィールは胴体が2つのパーツに分かれています。
ですが、胸部と腹部・腰の2つに分かれているので、座らせやすいです。
背筋を曲げたりさせたい場合でも、胴体が2つに分かれているだけでも十分表現の幅が広がると思います。

だた、フィールのボディは関節の構造上、正座や女の子座りができません。
ポージング目当てでどのボディにしようかを迷っている場合は、できるポーズできないポーズをあらかじめ知っておくと安心です。

顔で選ぶのもオススメ

ボディだけじゃ決められないよ!という人におすすめしたいのは、ドールの顔で選んでしまうことです。

ドールは結局は、いかに自分好みのお顔の子であるかが重要なのではと思います。
どんな服であっても、どんな髪形であっても、やっぱり一番目にするのは顔ですから……。
服装や髪形は気軽に変えることができるかもしれませんが、顔は服を着替えさせるほど気軽には変えないものです。

それに、ドールによっては、ヘッドを取り外して、別のボディにヘッドを付け替えるということができるものも多くあります。

1/6サイズのドールといっても、様々なボディの種類があります。
ボディで選ぶのも良いですが、初めてドールをお迎えしようと思っているという人は、まずは気にいったお顔のドールさんをお迎えすることもおすすめですよ。

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