自分の辞書ファイル、もといdicファイルが開かれたウィンドウがある時、それに反応してゴーストがしゃべってくれるようにする記述です。
自分の内部処理をするファイルが開かれている……というわけで、ちょっとメタいトークをしゃべらせることができるようになります。
里々以外の栞を使っている場合はご注意。
仕様書
記述の紹介の前に、この記述を使うとこんなことができる、こんなことはできないといった説明をしておきます。
さらっと目を通しておくと、後々何かしらの間違いがなくていいかもしれません。
できるようになること
この記述を使うと、こんなことができるようになります。
- ランダムトークの一部として組み込む
- よく使うテキストエディタが開かれている時のトークを追加する
- 自分のdicファイルが開かれている時のトークを追加する
- 自分のファイルの何かしらのテキストファイルが開かれている時のトークを追加する
さらに、この記述を応用すれば、以下のようなこともできるようになるはず、です。
- 自分の画像がイラストソフトで開かれている時に反応する
とにかく、この記述を使うと、自分に関するファイルが何かしらのソフトで開かれている状態・編集されている状態の時に反応をしてくれるようになります。
ゴーストを配布するなどでユーザー対ゴーストの構図がメインの場合はあまり日の目をみないトークなような気もします。
ですが、自分用のゴーストさんであれば、dicファイルを開いたままゴーストを起動させるような状態も多々あるかと思われるので、そういった場合にぴったりかもしれない記述です。
もしくは、自分用ではないけど、ゴーストのdicファイルを編集している時に何かしら反応してくれたらかわいいなあなんていう遊び心にも。
できないこと
一方で、この記述だけではこんなことはできません。
- ウィンド名に、開いているファイルのパス名が表示されないテキストエディタを使ってる場合
- 今、現在進行形でいじってる時のみ反応してもらう(アクティブウィンドウであるかそうでないかの判断)
頭の片隅に置いておいてほしいのですが、この記述は「ウィンド名に、開いているファイルのパス名が表示されないテキストエディタを使ってる」場合には動きません。
というのも、ウィンド名を拾うことで「自分のdicファイルが開かれているか否か?」を判断しているからです。
また、この記述は、そのウィンドウが存在している限り、それに反応してトークをしゃべりる、という仕様です。
つまり、テキストエディタを最小化していても、裏の裏の方にあっても、そのウィンドウが存在している限りは反応してくれちゃいます。
現在進行形でいじってる時だけ反応してくれるようになったら楽しいのですが、なにかでやり方をみつけたらその時はまた追記します……。
書き方
以下を、お好きなdic内にぺたりとしてください。
#-------------------------------------------------------- #自分のdicが開かれている時のランダムトーク #-------------------------------------------------------- *【タブ】(「 - sakura 2.4.1」を含むウインドウの存在) >自分のデータが開かれている【タブ】(「★あなたのゴーストのフォルダ名★」を含むウインドウの存在) :文字がたくさんだね! *自分のデータが開かれている >自分の辞書が開かれている【タブ】(「dic_」を含むウインドウの存在) :私のあんなことやこんなことが! *自分の辞書が開かれている :私の脳内がみえてるよ!
以下の2カ所の部分は、カギカッコの中身をそれぞれ書き換えてください。
- 「 – sakura 2.4.1」
- 「★あなたのゴーストのフォルダ名★」
「 – sakura 2.4.1」の部分は、自分が良く使うテキストエディタを一度起動してみて、どんなウィンドウ名になるか見てみるといいです。
それを、そのままここに書きます。
完全一致ではなく、「含まれる」が条件なので、一部だけでオッケーです。
ちなみに「 – sakura 2.4.1」は、サクラエディターです。
2.4.1はバージョンの数字なので、もしサクラエディターを使っている人は、自分のバージョンに合わせてそこも書き換えたほうがいいはずです。
別パターン
>でどんどん飛ばしているので、自分のdicが開かれている時は、その部分のトークしかしゃべらないようになってます。
もし、テキストエディタを開いてる時のトークもしゃべってほしかったら、こんな風に書くとしゃべってくれるようになります。
#-------------------------------------------------------- #自分のdicが開かれている時のランダムトーク #-------------------------------------------------------- *【タブ】(「 - sakura 2.4.1」を含むウインドウの存在) :文字がたくさんだね! *【タブ】(「 - sakura 2.4.1」を含むウインドウの存在) >自分のデータが開かれている【タブ】(「★あなたのゴーストのフォルダ名★」を含むウインドウの存在) *自分のデータが開かれている :私のあんなことやこんなことが! *【タブ】(「 - sakura 2.4.1」を含むウインドウの存在) >自分のデータが開かれている【タブ】(「★あなたのゴーストのフォルダ名★」を含むウインドウの存在) *自分のデータが開かれている >自分の辞書が開かれている【タブ】(「dic_」を含むウインドウの存在) *自分の辞書が開かれている :私の脳内がみえてるよ!
なんかもっとこう、すっきりした書き方もある予感がしてますが……。
とりあえず、このように書くと
- テキストエディタを開いている時のトーク
- エディタで自分の何かしらのデータを開いている時のトーク
- エディタで自分のdicファイルが開かれている時のトーク
の3つがランダムトークとして表示されるようになります。
乱数と組み合わせてみる
乱数と組み合わせてもっとすっきり書きたいぞ!って時のために。
こうやって書いても、上記のものと同じように、3種類のトークをランダムに話してくれるようになる、はず。
#-------------------------------------------------------- #自分のdicが開かれている時のランダムトーク #-------------------------------------------------------- *【タブ】(「 - sakura 2.4.1」を含むウインドウの存在) $自分のデータトーク=(乱数1~5) >自分のデータ【タブ】(自分のデータトーク)==1&&(「★あなたのゴーストのフォルダ名★」を含むウインドウの存在) >自分の辞書【タブ】(自分のデータトーク)==2&&(「dic_」を含むウインドウの存在) :文字がたくさんだね! *自分のデータ :私のあんなことやこんなことが! *自分の辞書 :私の脳内がみえてるよ!
とってもスッキリ。
&&を使うことで、「(自分のデータトーク)の変数が1であった時、なおかつ自分のフォルダがテキストエディタで開かれている時に、このトークに飛んでね」という条件式にしています。
「$自分のデータトーク=(乱数1~5)」の部分で、毎回(自分のデータトーク)には1~5のどれかの数字がランダムで入ります。
(自分のデータトーク)に1も2も入らなかった場合は、「文字がたくさんだね!」が表示されます。
ここらへんのランダム要素については、里々wikiのランダムトークのページを見てみてくださいませ、
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